川俣正[通路] 展 展覧会は終了しました。 |
美術館が[通路]になる ― 待望の大規模な個展 |
川俣正の5つのテーマ(Walkway/通路、Fractual Structures/断片構造、Dwellings/住居、Traveling/旅、Relocations/移動)のうち「通路」をテーマに、展示室だけでなくバックヤードやエントランスなどのパブリックスペースにも仮説的なパネルを設置し、美術館が巨大な[通路]になります。 |
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川俣正 Tadashi Kawamata 1953年生まれ。28歳の若さでヴェネツィア・ビエンナーレの参加アーティストに選ばれ、その後もドクメンタなど、欧米を中心に高い評価を獲得し続け、2005年には、アーティストでありながら横浜トリエンナーレの総合ディレクターとして大規模な国際展の企画を任されている。 また、東京藝術大学が革新的な試みとして設置した「先端表現学科」立ち上げに教授として着任し、既存の美術表現に加え、建築やテクノロジー、哲学などさまざまな表現が交わるところで、既成の表現の枠組みを超えていく試みを実践してきた。現在はパリ国立高等美術学校の教授であり、海外でもっともよく知られている日本人アーティストのひとりである。 |
川俣正の仕事 川俣正のこれまでの仕事に共通している点には、それまで、個人の枠にとどめられてきた表現を、社会との結びつきのなかでとらえようとしたこと。また「ワーク・イン・プログレス」と呼ばれる、完結することよりも、そのプロセスに意識を向けることである。 こうした川俣の仕事からは、美術という分野にとどまらず、建築や都市計画、歴史学や社会学、日常のコミュニケーション、あるいは医療などの領域にまで及ぶ、深い洞察を感じることができる。 主なプロジェクト 『トロント・プロジェクト、コロニアル・タヴァン・パーク』トロント(1989) 『ワーキング・プログレス』アルクマー(1996-1999) 『コールマインプロジェクト』(1996-2006) 『横浜トリエンナーレ2005』(2005) 参考資料:「川俣正[通路]展」Press Release・他 |
主催:財団法人東京都歴史文化財団・東京都現代美術館 後援:フランス大使館 協力:日本ヒューレット・パッカード株式会社 |
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